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早く気づいて欲しかった
第5章 春は別れの季節!?
凛side




年が明けてから庭が何やら騒がしかった。


お隣との塀が取り壊され何かを建て始めた。


またいつもの両親のことだと私も隼人も気に留めていなかった。




それはある日突然やってきたのだった。





四月のある晴れた日の日曜日。


「凛。今日は家にいてちょうだい♪」

「どうしたの?今日は用事ないよー♪」


そうして母は私の返事に答えずるんるんで朝ごはんの支度。


なんだか嫌な予感がする。
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