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早く気づいて欲しかった
第5章 春は別れの季節!?
隼人side


仕方なく新居へ行くと凛がいた。


部屋はピンクで統一され、キングサイズのベッド。
どこぞのラブホテルだよ!ってつっこみたくなるインテリア。


案の定、風呂はお決まりの猫足のバスタブ。


さてどうするこれから。


留学までの半月、凛と2人でここで過ごすのか?


「隼人っ」


凛が俺の服の裾を掴んだ。



「凛、大河には黙ってよう。
俺は脱衣所で寝るから心配するな。」



「留学・・・



なんで言ってくれなかったの?」




今にも泣きそうな凛。

でもそれは俺と離れるのが寂しいという家族的心情に違いない。



「お前にも彼氏ができたし、俺の役目も終わり。
安心して向こうで勉強してこようと思ってさ!」




俺は極力明るく話した。



凛の泣き顔をみたら決心がにぶる。


「いつ? いつ行くの?」



「GWが終わったら。イタリアに。

それまで不便だけど我慢して。」


頭を撫でてやると凛が抱きついてきた。





今日だけ。


今日だけだから。




ゆっくり凛を抱きしめ返す。



泣き疲れて眠った凛を布団に寝かせてご飯を調達にいく。凛の好きなイチゴも買ってこよう。
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