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早く気づいて欲しかった
第6章 遅ければ大切なものを失う
大河side




突然の隼人と留学。
頭のいいやつだとわかっていたけれど。




隼人が旅だってから凛ちゃんの様子がおかしい。

あきらかに元気がないんだ。



幼馴染ってそんな感じなのかな?



俺にはわからない・・・









「凛ちゃん? 聴いてる?」




「あっ・・・ごめんね大河くんっ。
夏休みのことだよね?」



「2人でおじさんがやってるペンションに遊びに行かない?海もあるし気分転換になると思うよ!」


俺は凛ちゃんを旅行に誘った。

クリスマスのキス以来何度かキスしてるけど・・・


まだその先には進めていない。




この夏休み。

凛ちゃんを抱こうと思う。




そして凛ちゃんを笑顔にしたいんだ。


隼人の事を忘れるくらい俺でいっぱいになればいい。
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