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早く気づいて欲しかった
第8章 誕生日
放課後いつものカフェにて。
「旅行どうだった? なんだか浮かない顔だね?」
「うん・・・」
「喧嘩でもした?」
「・・・喧嘩はしてないけど
その・・・痛くてできなかったの。」
「初めては痛いの個人差あるからねぇー。笹原くんは何て?」
私は首を振った・・・。
「私・・・もう嫌って言っちゃって。でも大河くん。
旅行帰ってきてからは何もなかったように普通なの。」
「そっかぁ・・・。タイミングとかあるから。次があるよ。 凛はもう・・・隼人のことはいいの?」
美香にも言えなかった。
あの時・・・
隼人のことを考えてしまったことは。
自分で決めたのに。
ちゃんと大河くんを大事にするって。
「旅行どうだった? なんだか浮かない顔だね?」
「うん・・・」
「喧嘩でもした?」
「・・・喧嘩はしてないけど
その・・・痛くてできなかったの。」
「初めては痛いの個人差あるからねぇー。笹原くんは何て?」
私は首を振った・・・。
「私・・・もう嫌って言っちゃって。でも大河くん。
旅行帰ってきてからは何もなかったように普通なの。」
「そっかぁ・・・。タイミングとかあるから。次があるよ。 凛はもう・・・隼人のことはいいの?」
美香にも言えなかった。
あの時・・・
隼人のことを考えてしまったことは。
自分で決めたのに。
ちゃんと大河くんを大事にするって。