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どこかで………
第3章 憂鬱
覚悟を決めて、時間の確認をしようとすると、

「目が真っ赤だけど、大丈夫ですか?」
「ひどい事されたんですか?」
「帰りますか?」

矢継ぎ早に質問されて、思わず笑ってしまった。自分の事をこんなに心配してくれる人など、久しくいなかったからだ。この人を避ける為にデリヘルをやめる事にしたようなものなのに………今度は涙がでてきた。

「だ、大丈夫ですか?」
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