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愛おしいキミに極甘な林檎を
第38章 真実と愛のかたち



「ひゃあ!?すっ、すみません!」


給湯室で下げたお茶を片付けている時に茶托の山を落としてしまった。



隣でコーヒーを作っていた課長が私の声で振り向き、屈んで床にぶちまけてしまった茶托を拾うのを手伝ってくれた。



「朝から動揺しているようだが、とりあえず落ち着けな……?塑羅緒くんとなにかあったのか?」


「実は明日、彼氏の家族と会うことになっていて緊張してまして……」



「順調に進んでいて良かったな。……乙羽の苗字が変わるのももうすぐか」


哀愁が漂う声のトーンに申し訳なさを感じるけど、ソラ先輩と結婚することを考えると嬉しくて顔がカァッと熱くなる。



「親への挨拶とはどうしたらいいんでしょうか?」


「オレは乙羽のお爺さんに来てもらって話を進められただけだからな……」


「そっ…、そうでしたね。すみません……」


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