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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜

目を閉じながらソラ先輩をぎゅっと抱きしめて受け入れる。
この体をすべてあなたに支配されたい……。
あなたの色に染められるのが、こんなにも気持ちいいのだから……。
初めてコンドームをしないでセックスをした時は不安で不安で仕方なかったけどあの時とは少し違う。
不安もあるけど、希望がある。
未来がどうなるかは分からないけど、受け止めた体液までも愛しく思えた。
それから気を失ったように眠ってしまい、目が覚めたら甘い温もりに包まれていた。
何度も強い快感を与えられた体はずしりと重い。
薄っすらと瞬きをすると起きたことに気付かれて、穏やかに微笑みながら顔にかかっていた髪を除けてくる。
「大丈夫?すぐに眠っていたから疲れたみたいだね」

