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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜

「はい。いっぱいイったのでいつもより疲労感があるみたいです」
優しく包んでくれるソラ先輩の大きな手の上に、自分の手を重ねて頬ずりをして幸せを噛み締めた。
その時、枕元に置いてあった自分のスマホが視界に入ってきて自慰をしていたところを撮られていたことを思い出す。
「もしかして私が寝ているところまで撮ってませんよね?」
「あっ、可愛い寝顔も撮ればよかったか」
「恥ずかしいから撮らなくていいですよ。セックスしている時も撮っていたんですか?」
「最初から撮ってないよ」
「え?でも私にカメラを向けていましたよね」
「撮っているフリをしていたんだよ。こういう事をされるのが本当に嫌だったら失礼だなって思ったから」

