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第52章 溺愛カレシと濃密な夜

なんとか普通に話そうと耐えるもののエッチな悪戯は止まらなくて、私はスマホを耳に当てながらビクビクと震えていた。



『そうか。そこまで気が回っていなくて悪かった。箸は使っていないから安心してくれ』


毎日洗っているから同じ物を使ったくらいで間接キスにはならないと思うけど、一応気を使ってくれていたようだ。



「きっ…、気にしないでください……」


両胸の乳首を尖らせられた後、指先で弾かれたり、キュッと抓られたりして快感を与えられる。


上司との会話中に淫らな声を出してはいけないスリルに興奮して理性を奪われていく。


『困っていたら悪いと思ったから急いで電話したんだ。メッセージも見落としているかもしれないと思って……。驚かせて悪かったな』



「いえ……、はぁ…、んっ……」


『乙羽……？』