この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第54章 想いと青春の絆

質問をしながらパンツを脱がし、濡れているのを確認したそこを指で撫でながら私を見てくる。
「あっ……、んっ……、普通のことですよ……。物を見て可愛いとか……」
私を熱く優しく抱いてくる手の指先が触れ続けているうちに愛液が増えていき、感覚を麻痺させる。
官能的な快感に浸りながら、クチュクチュッと淫らな水音を聞いていると理性さえも奪われていった。
「エッチな事とか話してない?……ねえ、聞いてる?」
粘着質な音を立てられて、愛液のついた指先でクリトリスに触れられた私はすぐに答えることができなかった。
「あんっ……、ああっ……、気持ちよくて……」
「質問したのはそのことじゃないよ」
答えないといけないのに思考が快感に支配されて頭の回転が鈍くなる。
“抱いた”とは課長に言われたけれど、こんなことはソラ先輩に言えない。

