この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第56章 あなたを愛しているから……



話が一段落した時、トイレに行って個室に戻ろうとすると履き慣れないパンプスの高めのヒールで足がカクンッとして挫けそうになった。


「おっと、大丈夫かい?」


「あっ、ありがとうございます」


よろけそうになったところを前方から来たソラ先輩のお父さんに支えられて顔の熱が急上昇する。



三十代と言ってもおかしくないほど若さを感じる甘い顔に穏やかな物腰。


イケメン医師だと世間で人気が出るわけも分かる。


とにかく冗談抜きでカッコ良くて食事中も顔を合わせられなかった。


大好きな人とすごく似ているからなのもありそうだけど……。



「塑羅緒から聞いたけど、少し記憶が戻ったようだね」


「えっ……。あっ、はい」


「少しでも思い出せて良かったね。あんなに小さくて可愛かった風子ちゃんが大人になって、塑羅緒と結婚するんだから感慨深い気持ちだよ」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ