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愛おしいキミに極甘な林檎を
第56章 あなたを愛しているから……



「ごめん。風子に触っていたら自然とこうなるんだよ」


「ソラ先輩のスケベ」



「風子のことが好きなんだから仕方ないだろ。それに体調が悪い時は襲わないから大丈夫だよ」


それでも腰に当てられているから気になる。


こんな状況でもコレが欲しいとさえ思うのだから私の性欲は強いんだろう。


位置に大好きな人の固いモノが当たるように動くと、ソラ先輩は悪戯するように少し腰を振ってくる。



「んっ…、あっ…、もうっ…、エッチなんだから……」


「風子こそお腹が痛いのに発情していけない子だね」



左手を重ねられて薬指に触れられた時、婚約指輪の存在を再び感じた。


どんどん近づいてきている入籍する日。


ソラ先輩の祖父母にはまだ認めてもらえてないけど、顔合わせも終えて一歩進んだから結婚できるも同然。



「あのね……、ソラ先輩……」


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