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愛おしいキミに極甘な林檎を
第57章 私は愛しい大魔王の小悪魔



唇だけでなく、もっと触れていたい……。


キスをしている最中に自然とソラ先輩の頬に当てていた手を名残惜しく滑らせて下ろした。



「あんなことを言わなければ、こんな未来になっていなかったのかな……」


自分を責めていそうな台詞を聞いてそれは違う、っと私は首を横に振って否定した。


ソラ先輩は何も悪くない。

こうなったのは私のせいだ。


手を放してしまわなければ、あのまま幸せになれていたかもしれないのに。


どうして手を放してしまったんだろう。


私がしたかったのはこんなことではなかったはず……。



重ねていた唇を離した後、寝返りをするために動いた子供の背中を大切そうに撫でている。


その姿は私よりも我が子を愛しているようにも見えた。



「ソラ先輩と遊ぶのが楽しくて結菜がなかなか寝ませんでしたけど、やっとお昼寝の時間がきたみたいですね」


「じゃあ、これからは二人の時間だね」


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