この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第59章 ふたりからひとつへ



二回戦が終わってから疲れた私とソラ先輩は風呂に入ってからすぐに眠りについた。


だけど、まだ朝にならないうちに私は目を覚ましてしまった。


ソラ先輩は相当疲れたのか、ぐっすりと眠っていて起きる気配はない。



目が冴えて眠れなくなった私はベッドからそっと出て、隣の部屋へと向かった。


以前に乙羽家の母から持ってきてもらってから、ずっとクローゼットに入れたままだったトートバッグを取り出す。



その中には記憶をなくす前に私が使っていた物と卒業アルバムがごちゃごちゃと入っている。


ソラ先輩と過ごした子供の頃の記憶を思い出す手掛かりになるような物があるか気になっていたから、母に持ってきてと頼んだ。


とりあえず、そのトートバッグをひっくり返して中身を全て出してみる。


出てきたのはポーチやお財布、中高生の女の子が日常的に使うアイテムだった。


十年近く前の物なのによくそっくりと残っているものだ。



でも過去の自分が使っていた物を見ても何一つ思い出せない……。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ