この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第59章 ふたりからひとつへ



「懐かしいね……」


色んなことがありすぎて、祖父の家で過ごしていたことがかなり昔のように感じた私も小さく頷いた。


「ずっと続いてきたこの恋が綺麗な思い出となって一生引きずっていくことを考えたら、こんな条件は大したことないなって思います。だからもう決意はできているようなものです」



「風子……」


「大丈夫です。このくらいソラ先輩となら絶対に乗り越えられるはずですから」


心の奥底で強く感じている希望を口にすると、ようやくソラ先輩の表情から不安の色が消えたように見えた。


私の頬をやんわりと撫でながらいつも見せてくれる優しい微笑みを向けてくれたからきっと間違いない。



「……俺もそう思えてきたよ」


迷いなく見つめられた後にされたキスはすぐに離れていくものではなくて、身体を蕩けさせるような甘いものだった。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ