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愛おしいキミに極甘な林檎を
第60章 夢見ていたシアワセの未来

「風子っ……、イクよ……」
こくんと頷いてからドクドクと放たれる熱い液を私は口内で受け止めた。
自分の欲は晴らしていないけれど、私の体の一部で達してもらえるのが嬉しくて満足していた。
「ごめんね……。大丈夫だった……?」
「ふふっ、大丈夫です。イってもらえてスッキリしました」
ソラ先輩が眠そうな顔をして休んでいるところを隣で眺めていると、ピコンッとスマホの着信音が鳴った。
「私のですね……」
ベッドから下りてスマホを取りに行き、戻りながら通知を確認すると届いていたのはメッセージだった。
「ねえ、ソラ先輩」
「ん……?なんだい?」
「会社からひとりで帰ることを解禁してくれたところですし、早速私一人で出掛けてもいいですよね?」

