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愛おしいキミに極甘な林檎を
第60章 夢見ていたシアワセの未来

私が感じることを分かっていて、ゆっくりと上半身に指を滑らせてくる。
敏感になっている胸を避けて触れるから、もどかしい快感に腰を捩らせてしまう。
パンツを片足に引っ掛かるように脱がされてからもまだくれない。
「ソラせんぱいっ……、焦らさ…ないで……」
「感じている風子を見ているのがこんなにも愉しいのに?」
私が動くとベッドのスプリングで胸が僅かにたゆんと揺れる。
きっとこの様子も見て愉しんでいることだろう。
「触って…欲しい……」
「いっぱい触ってるよ?」
上へと向かって内腿に指を滑らせてくるけど、丁度秘部に触れる前で折り返して下へと戻っていく。
「はぁ……、ああんっ……、もっとうえ……」
「まだダメ。……その代わりこっちを先に触ってあげるよ」

