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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意



薄暗い寝室にソラ先輩が入ってきて私の隣へやってきてそう聞いてくる。


背中を向けて眠ていたけど、鼻水をズズッとすする音でバレてしまったんだろう。


すぐに答えずに黙っているとピタリと身体をつけてきて後ろから私を抱きしめてきた。



「どうして泣いてるの?泣くほど頭が痛いのかい?」


心配そうな声で聞きながら私のお腹に手を当ててじっとしているソラ先輩。


急いでいる気配はないから理人さんはもう帰って、風呂も済ませてきたんだと思う。



「っ……、大丈夫です。なんでもないです」


「なんでもない時は風子は泣かないよ」


「そうなんですか?」


「うん。そうだよ。もしかしたら俺の方が今の風子より風子を知っているかもしれないね」



「じゃあ…、教えてください。私はソラ先輩を奪う女なんでしょうか……?」


「ふっ、なんでそうなるの。俺には風子しかいないよ。もしかして、理人さんとしてた話を聞いていた?」


「ごめんなさい。聞いてました……」


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