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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意

「もちろん……平気です……」
でもたくさん快感を浴びたせいで体が重くて目が開かなくてぼんやりとしている。
ベッドの上で寝てばかりであまり動かなかったから、血流が良くなったみたいにスッキリして気持ちいい疲れを感じる。
その疲れを癒すために目を閉じて黙ったまま、ソラ先輩のすぐ傍で呼吸を整えながらしばらく体を休めた。
「どこも痛くない?」
「何度も言いますけど大丈夫です」
「しておいてなんだけど不安だな……。セックスをして体調が悪くなったらと思うと、風子のお母さんや担当医になんて説明したらいいか……」
「私がしたいって言ったんですからいいんです!それにもっとイチャイチャしたかったので断られたら落ち込んでました。……ソラ先輩は心配しすぎです」
「風子はいつもそう言っていたよ。過保護だって」

