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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意



「えっ?どこが恥ずかしいって?」


途中までボタンを外してはだけている白いシャツを着たまま私のキャミソールを脱がそうとしてくる。


しかも濡れたスーツのズボンの方に視線を下ろしてみると股間の部分が膨らんでいた。


そういう興味があるからかやたらそこが目につく。



「えっと……、その……うううう……」


でも言うのはもっと恥ずかしくて顔を両手で覆って隠した。


「風子の前なら裸になっても恥ずかしくないよ。ほら、体が冷たいから早く入ろう」


背後に立ったソラ先輩がブラジャーのホックを外し始めた時、指が肌に触れてビクッと体が反応する。


「感じちゃった?」


「くっ、擽ったいだけです」


「素直に言ってもらえた方が嬉しいから隠さなくていいんだよ。ちょっと髪を前に退かすね」


ブラジャーのホック辺りまで伸びている私の後ろ髪をそっと前に持ってきたら、なぜなのかソラ先輩の手が急に止まった。


「…………」


「あの……、どうかしましたか……?」


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