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愛おしいキミに極甘な林檎を
第64章 番外編:危険な逆ハーデート

このことをソラ先輩は知らない。離れていた時に起きたことは目を瞑ると言ってくれていたし、もう二度と傷つけたくないから墓場まで持っていくつもりだ。
私は黙ってソラ先輩に守られていればいい。
こんなにも強く想ってくれる恋人にうっとりとしていた。
その幸せで口元が緩んでいるのはまだバレていないだろう。
でもエッチな気分になりかけているのは知られていると思う。
なぜならソラ先輩が背後に回ってから思わず腰を突き出してしまっているから。
そして先程から固い肉棒が腰にあたっている……。
身体は同じ男性である那砂さんにでさえ見せられないほど立派なモノだ。
そんな卑猥なことを考えていたら今の危険な状況に気づき始めた。
「あがれないのなら仕方ありません。風子さんと塑羅緒さんが満足するまで僕らは端で楽しみましょう」
「理人くんは控えめねぇ。風子ちゃんは興奮してるんじゃない?裸になったイケメンの男たちに囲まれて」

