パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第64章 番外編:危険な逆ハーデート

「理人く～ん？今日那砂は女だって言わせたのが何回目だと思う？……温泉に放り混むぞ」


怒った那砂さんが逃げる理人さんを追いかけて行ったおかげで下着や胸の大きさを見られずに済んだ。



「騒がしかったな……」


ホッと一息ついてから歩き出そうとした時、この場に残された課長がソラ先輩に話し掛けていて気になってまた足が止まった。


二人きりになった今、何を話すんだろう……。


私を巡ってから友情関係がぎくしゃくしているように見えるから、これ以上悪化してしまわないか何となく不安になる。


「はい。賑やかでしたね」


「賑やかな風呂か。癒されにきたというのに大変なことになってしまったな。……だが、こういう経験はなかなかできない」



「そうですね。風子の裸姿を他の人に見せたくないですからそうできない経験だと思いますよ」


「あまり独占すると乙羽に嫌われるんじゃないのか？」