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愛おしいキミに極甘な林檎を
第16章 お試し同棲の夜は激しく…


二人で一緒に幸せの笑みを浮かべるのは久しぶりだったと思う。

それと同時に私の心からはソラ先輩のことを責める気持ちが消えていた。



楽しい食事の時間を終えてから帰宅して、寝支度を済ませてベッドに入る。

明日から月曜日。

あっという間の休日だった。


こっちに泊まってから時間がいつも以上に早く過ぎていく気がして、仕事が始まるのが憂鬱に感じる。



隣に横になったソラ先輩に少し遠慮がちにくっついてみるとよしよしっと頭を撫でられた。


「珍しく甘えてきてどうしたの?」


「そろそろエッチしないのかなって思って……」



「んー、ちょっとね」

不思議そうに見上げる私を面白がるように答えてくる。


「どうしてしないのか教えてくださいよ。いつもしてたから、しないのはなんかおかしいです」

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