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愛おしいキミに極甘な林檎を
第28章 結婚と彼女


「お前が遊びに来た日に残業しねえで帰れるように仕事を頑張っていたんだってよ。
いつでも会える場所にいるのに、体を壊してまで会う時間を作るなんて馬鹿だよな」


「…………。親御さんは来ていないんですか?」


「塑羅緒の両親は今は近くに住んでねえから。だからオレを頼ったんだろうな。“彼女”じゃなくてオレにな」



鋭い目つきで見られながら言われたその言葉は心にぐさりと刺さった。


ソラ先輩が私に頼らなかったのは会っていることが祖父にバレないようにするためなんだろうか。

それとも私が頼りないから……?



黙っていると颯太は自販機で飲み物を買ってきてくれて私の目の前に置いた。


以前、復縁しようとしていた時に好きだと教えたミルクティー。

別れてから四年経った今でも覚えているとは思わなかった。



「那砂さんから聞いたけどよ、結婚とかおめでたい話になってんじゃねえか」


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