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愛おしいキミに極甘な林檎を
第30章 低俗な野望と片思い



「あの頃の私は愛が欲しかったんです。向けられる好意が気持ち良くて、寂しさから抜け出せる近道かと思ってました。

でも体を払って求めても愛と呼べるものは手に入らないことを知りました」



「だから千十郎様と約束なされる時に自分のことを愛してくれる相手ならっと条件をつけた訳なんですね」



「そうです。私が馬鹿なことをしてもずっと隣にいてくれた今の彼氏がくれる愛だけは特別なものでしたから……。
超える相手ではないと結婚できないと思ったんですよ」



私の体を引き寄せていた理人さんの手が少しずつ緩んでいく。



「塑羅緒さんを超えることができる人ですか……」


「社会人になってから他にも綺麗な光があることも知りましたけど、今でも誰よりも輝いて見えるのは彼氏だけです」


「風子さん……」

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