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愛おしいキミに極甘な林檎を
第30章 低俗な野望と片思い



「これから先は彼氏と一緒に行くと決めましたから。……それに理人さんに特別な光を向けられる人は私じゃないと思うんです」


眉を八の字にした理人さんは瞼を閉じてから私の体から手を放した。


手錠で繋がれているから側から離れられないけど気持ちの部分が一歩遠ざかった気がする。



「他に宛のある女性がいないのにそう言われるときついですね」


「すっ、すみません……!でも理人さんには那砂さんがいるじゃないですか」



「那砂は女になろうとしていますが男ですよ。今まで那砂にされたことを風子さんは許せるんですか?」



思い返してみれば下着姿にされて理人さんと狭い部屋に閉じ込められたり、理人さんを酔わせて私に襲わせようとしたりろくなことがない。


でもソラ先輩がいる場所のヒントをくれたり、連れて来てくれたり世話になることもあった。


「まあ……。悪い事ばかりではありませんでしたし……」


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