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愛おしいキミに極甘な林檎を
第30章 低俗な野望と片思い



「別の課の人で意地悪なことを言ってくるし、しつこくて迷惑しているんです!だからソラ先輩が来てくれてとっても助かりました」


「へえ、そうなんだ……」



疑っているような口調ではなかったけど少し心に引っ掛かるような言い方に聞こえた。


どこまで佐伯さんとの会話を聞かれていたのかは分からない。


それだけで仕事に関して他に何も聞かれることはなかった。




でも、帰ってからすぐにソラ先輩は私の体を求めてきた。


ベッドにつれられてから着ていたスーツのボタンを外して乱してくる。



「迎えに来てくれたり、エッチなことをしたり今日は体調がいいんですか?」


「熱はもう大丈夫だよ。……それに今すぐに風子が欲しくなっただけ」



キスを落とされてから深く求められて雨に濡れて冷えていた体が次第に熱くなっていく。


秘部に向かって腰を沈められると外から聞こえてくる雨音よりも高い声を上げて鳴いた。


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