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愛おしいキミに極甘な林檎を
第30章 低俗な野望と片思い



次の日、佐伯さんとすれ違っても挨拶だけで課長関連の嫌味を言われなかった。


恐らくソラ先輩の睨みが効いたんだと思う。

営業課からの雑用の仕事も回ってこなくなって大助かりだ。




でも昼休みになってスマホを確認すると気になるメッセージが届いていた。


【塑羅緒さんの体調は良くなったでしょうか?そろそろ帰ってきませんか?】

送ってきた相手は理人さん。


きっとソラ先輩の病気はただの風邪だと思っているんだろう。


詳しい状態も知らなかったようだったし、那砂さんが話してないようだった。




定時で仕事が終わって会社を出た時、理人さんから電話が掛かってきた。渋々着信に応じる。


「もしもし……。帰って来いってですか?」



『風子さん……、すみません……』


聞こえてきた声はいつにも増して元気がなかった。


「どうかしたんですか?」



『大変なことが起きてしまったんです……』


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