この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君の瞳に映る白い花【おまけ追加しました】
第2章 芽吹いた想い
冬子はただならぬ悠の雰囲気を感じて、不安げに悠を呼んだ。

用具置き場に入るやいなや、悠は冬子を引き寄せて強引にキスした。

「!!」

悠は冬子の唇に深く自分の唇を合わせ、冬子の舌を舌でからめとり、強く吸った。
前回のキスとは比べ物にならないほど激しいものだった。

冷たい空気が二人を包み、風がガタガタと古くなった窓ガラスを鳴らした。

「ゆ・・・・んん・・・・・っ!は・ぁ・・・・・」

悠の電話が鳴るが、悠は無視してキスを続けた。

冬子は悠の舌の動きに翻弄されて、呻き声をあげた。
ビールとたばこの味のする悠の口内は熱かった。
下唇を甘噛みされ、舌で冬子の舌を愛撫する。

官能的なキスに冬子の頭は朦朧とし、悠の背中にしがみついた。

「ん・・・・・んぅ・・・・・」

冬子の甘い囁きが用具置き場に響く。悠はひとしきり冬子にキスすると、唇を離して冬子をぎゅ・・・・と抱きしめた。

冬子は荒く息をした。月明かりが窓から差し込み、冬子の吐く息が煙のように見えた。

「・・・・・ちくしょー」
「・・・・?」

悠がなにを悔しがっているのかわからなかった。悠が更に力を込めて冬子を抱きしめる。

「なんで俺はおまえのおっぱい見れねーんだよ!」

悠が叫ぶように言った。怒りと悔しさとがまざったような痛切な叫びだった。

「・・・・ええ!?怒ってるのって・・・・それ!?」

冬子は思わず突っ込みを入れた。まさかその点に対して怒っているとは思いもよらなかったからだ。

「何で見せてくれなかったんだよ」
「何で悠に見せなきゃいけないのよ!」

悠は冬子を抱きしめる手を緩め、冬子の首筋にキスした。

「・・・・・・っ」

耳に向けてス・・・・と舌で舐められ、背筋に快感が走る。

悠は冬子の冷たくなった耳を優しく噛んで囁いた。

「見せて?」

悠の欲情した声はひどく色っぽく、冬子は耳まで赤くしていやいやと首を振った。

「冬子のおわん型のおっぱい、見たい」

悠は冬子の耳たぶをチュウ・・・・と音をたてて吸った。
冬子はあまりの恥ずかしさに悠の胸に顔を埋めた。
/71ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ