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人妻エリの秘めごと
第3章 夫との出会い① 運命の人
夫とは友人の紹介で知り合いました。六年ほど前の話です。その頃のわたしは、それまで付き合っていた人と破局してから、特定の恋人を作らず、その日その時の愛に身を任せる日々を過ごしていました。それが学生時代からの友人にとっては荒んだ生活を送っているように見えたのでしょう。
しかしわたし自身はそんなつもりはなく、後腐れのない刺激的な恋愛を楽しんでいたのです。一度きりの恋。一晩だけの恋人同士だからこそ燃え上がるひと時。ああ・・・世間一般の常識から見ればわたしは無節操ないけない女です。でも若い時代なんてすぐに過ぎてしまうもの。潤い張りのある肌も、滑らかで艶やかな髪も、女がその美しさで男性に振り向いてもらえるのは一生のうちのごくわずかな時間だけ。三十路に入った今は違う思いもありますが、その頃のわたしは自分の若さ故の美を最大限に利用していました。
しかしわたし自身はそんなつもりはなく、後腐れのない刺激的な恋愛を楽しんでいたのです。一度きりの恋。一晩だけの恋人同士だからこそ燃え上がるひと時。ああ・・・世間一般の常識から見ればわたしは無節操ないけない女です。でも若い時代なんてすぐに過ぎてしまうもの。潤い張りのある肌も、滑らかで艶やかな髪も、女がその美しさで男性に振り向いてもらえるのは一生のうちのごくわずかな時間だけ。三十路に入った今は違う思いもありますが、その頃のわたしは自分の若さ故の美を最大限に利用していました。