パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 夫との出会い① 運命の人

間違いありません。彼の目にあったのはわたしへの渇望。わたしを強く欲している男の目でした。そして彼はそれを隠していません。男性にそんな目で見つめられたら・・・・・。

平凡で地味な外見に欺かれ、わたしは彼を見くびっていました。またあの目で見て欲しくてそれ以降は食事も喉を通らず彼ばかりを見てしまいます。目が合う度にわたしの中の波が高くなり、それは胸の高鳴りとなって呼吸が速く身体が熱くなるのを感じました。それは彼も同じだった筈です。

その日初めて会い、会話らしい会話もしていないのに、視線を絡ませただけで彼とわたしは深い処で繋がりました。そして・・・・その日のうちに、わたしは彼に抱かれました。それもかつてないほど情熱的に愛され、経験したことがないほど彼の腕の中で激しく昇りつめてしまったのです。