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人妻エリの秘めごと
第4章 夫との出会い② 情欲の中の真実
食事をしたお店を出ると、友人はわたしたちの雰囲気を察して気を利かせたのか、あとはお二人でなどと言い残して帰ってしまいました。二人きりになったわたしたちは、お互い相手を意識しすぎて緊張してしまい、しばらくお店の前で黙って佇んでいました。

「エリさん・・」「・・・はい」名前を呼ばれて彼の顔を見るとあの眼差しがわたしを射抜き、その目に促されるように二人で肩を並べて夜の街へ・・・。

何を話したのか覚えていません。何も話さなかったのかもしれない。覚えているのは、あの眼差しでわたしを見てそしてその情欲の赤い炎で包んで欲しいと思ったこと。そしてまだ触れられてもいないのにわたしの中心がすでに熱く潤っていたことです。そう。わたしはこの地味で目立たない外見の男の中にいる雄の虜になっていたのです。

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