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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第2章  兄に囚われる
  


「あ゙、ぁあ゙・・・」


 激痛が身体を駆け巡り息さえ忘れる。


 パチン!


「おい、息しろっ!!」


 衝撃で息が止まっている妹の頬を叩く。


「っ、痛い・・・・・・お、兄ちゃんっ・・・痛い、の・・・っ」


「そうか・・・それは、〝よかった〟。」


「へ・・・?」


「動くぞ!」


 ズクッ!


「あ゙っ!!?
 痛いっ!痛いぃ・・・っ」


 兄の荒々しい牡の熱と感触だけが蜜壺に広がる。窮屈で擦れた痛みだが支配する。


「〝痛い〟のか?」


 動きを一端止めて妹を見るとふるふると青ざめて震えて唇を再び噛み締めている。


「・・・全然、濡れないなぁ。」


 前座もなしに挿入したのだから当然と言えば当然である。


「仕方ない・・・〝こっち〟も弄ってあげよう。」


 クリッ


「っー!!?」


 無防備な突起を急に摘ままれ電流が駆け巡る。


  
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