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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第21章  権力者の闇の宴
  


「っ・・・・・・
(月良・・・・・・)」


 車から降りてきたのは、ワンピースドレスに身を包んだ良巳の妹・月良だった。椥と執事・彼方は、驚きを隠せない。


「明莉くん。彼女が?」


「はい、会長。月良、ご挨拶しろ、乙女会長だ。」


「こんばんは。初めまして、月良と言います。」


「こんばんは、月良さん。あなたにも苦労を掛けました。さぁ・・・今夜は、楽しんで行って下さい。」


「はい・・・」


 返事を返しながらも久しぶりの外と目の前に自分を監禁していた男たちが居て身体と心が強張ってしまう。


「さぁ、中へ入ろう。」


「おいで、月良。」


 椥に見せ付けるように妹の手を握ったまま階段を登り会場へと入る。


「お兄ちゃん・・・」


「大丈夫。俺の傍を離れるなよ。」


 不安げに自分を頼りに見つめてくる妹に指示をした。


  
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