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金曜日
第15章 私のお城



えーーー、一緒に住む?



「な、なに言ってるの?住まないよー(笑)」



『あかりは嫌なの?』



「だって、まだ付き合ったばかりだし」



『時間なんて関係ないよ、俺は心配なの』



「大丈夫だよ、今までなんにも無いし」



『今までなんも無かったからって、これからもとは限らないでしょ』


「そうだけど、一緒に住むのはちょっとー、、、」



だって、ゆっくりマンガ読むとか出来なくなっちゃうよ?



そんなこと考えてると



『部屋は余ってんだから、あかりの部屋作ればいいし』



心を読んだのか?(笑)



「そうじゃなくて、私、実家に戻らなきゃいけないし」



『そうだった、明日それも話すよ』



「それもって、明日本当に行くの?」



『行くよ』



「だって私達ー、、、」



『大丈夫だから、俺に任せて』



任せてって?なにをー(笑)



帰り道にある、大きなショッピングモールに立ち寄り



夕飯はしゃぶしゃぶを食べ、朝御飯用のお買い物をして



翔大さんのマンションに戻ってきた



そういえば私、リビングと寝室しか見たことないけど



ここ何部屋あるの?と思ってると



『あかりの荷物、とりあえずここに入れておくから』



って、玄関から入って2番目のドアを開けスーツケースだけ放り込まれた



トートバッグはリビングに置かれ



昨日買ってきた洋服や下着もリビングに置きっぱなし



「ちょっと整理していい?」



『あぁ、クローゼットあるから掛けておいで』



スーツケースを置かれた部屋は



私の部屋がすっぽり入っちゃうくらいに広い!



な、何畳あるのか?



そして、何もない!



クローゼットには真新しいハンガーが掛かっているだけ



な、なんだか、逆に落ち着かない(笑)






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