この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
金曜日
第8章 口に出せない気持ち 1



バタバタの金曜日。



なぜ?毎週毎週こうも忙しいのか!



気になる夜の予定も、



仕事が終わらなければ行けないわけだし



先輩達は伝票入力に



私達後輩は出荷作業にかりだされてる。



「ちょっと休憩しようか?」



値札付けって細かくてイライラしちゃう。



後輩達がお茶を入れて来る間に



大城さんが福岡土産で買ってきてくれた



《ヒヨコ》を皆に配る。



「ねぇ、大城さん?《ヒヨコ》って東京銘菓じゃないの?」



『佐藤ー、博多って書いてあるだろ?』



「だって、東京にも、《ヒヨコ》売ってるよね?」



『文句あるなら食うな!』



私の《ヒヨコ》が大城さんにとられた。



なに?怒らなくてもいいじゃん!



ちょっとカチンときたけど、



イライラしてて、甘いもの欲しかったので



「大城様ー、お許しをー(笑)」



ニヤニヤしながら私の手を取り



《ヒヨコ》を乗せてくれた。



そこに後輩達がお茶を、運んで来た。



「あーっ!佐藤先輩ズルい、私も大城さんに貰いたい!」



「私もー!」



「私もーー!」



『はい、はい、どうぞー』



イケメンスマイルを振り撒き



後輩の手に《ヒヨコ》をひとつずつ、乗せてから



私にもうひとつくれた。



「えっ?私貰ったよ?」



『お前甘いもの旨そうに食うからな!おまけ!』



「えー、佐藤先輩だけズルいー!」



後輩達が騒ぐけど、知らん顔して



私の頭をポンポンし、作業に戻って行った。



「あー、頭ポンポンいいなー!」



「大城さん、本当にイケメン!」



「すること全てが素敵ー!」



後輩達がキャーキャー言ってるので



『食ったら作業再開ー!』



大城さんが号令を飛ばす(笑)



私は《ヒヨコ》をパクパク。



あー、美味しい!



甘いものって、生き返る!



お茶を飲み、作業再開。



夕方までバタバタと作業して、今日はかなり早めに終わったとおもう。



先輩達が作った伝票と送り状を荷物に貼り付け



出荷作業終了!



丁度、運送屋も集荷に来たので



今日のお仕事は全て終了!





/180ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ