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金曜日
第8章 口に出せない気持ち 1



パスタが届いたので、みんなで一斉に



「「「『いただきます!』」」」



私、エビトマトクリーム?



一口食べて



「美味しい!」



パクパク食べる私を見て、大城さんがニコニコ笑ってる。



「あー、アボカドも、食べたい!」



『言うと思った(笑)ほらっ!』



そう言って、スプーンにアボカドを乗せて私の口の中へ



「うん、美味しい!」



『だろ?ここは何でも旨いんだって!』



私の口に入ったスプーンを気にすることなく



大城さんもパクパク食べてる。



上野先輩と森さんはまだ距離があるのか、まだあーんは出来ないみたい(笑)



上野先輩が羨ましそうに私達を見ていた。



森さんが



「で、お前らは付き合ってるんじゃないのかよ?」



えっ?私と大城さん?



私が大城さんを見ると



目をそらされた!



そして、



『森、黙れ!』



急に怒った口調でムスッとして、



パスタを食べ続けていた。



なに?なに?怒らなくても!



「大城さん、感じ悪いよ?イケメンが台無しー(笑)」



『はいはい、2番目のね!』



上野先輩が



「なに?なに?何が2番目なの?」



『こいつ、森がNo.1の極上イケメンで俺は2番目なんだと、いつも言ってるから。はぁーーーっ。』



ため息なのか?、落ち込んでるのか?、



「やだー(笑)佐藤ちゃん自分のことも2番目って話してたよね?私が一番って、誉めてくれたよね?(笑)」



あっ、電話番の時に話してたな。







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