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金曜日
第13章 言う前にばれちゃった!?



ちょっと涙目で



みんなを見て



そして、翔大さんを見て



私は



ポツポツと話はじめた



「翔大さん、」



「ごめんなさい、」



「わたし、わたし、」



「わたし、、、言わなきゃって、、、思ってたのに、、」



「タイミング、、、逃しちゃって、、、話せて、、、なくて、、」



もう、涙声(泣)



「もうすぐ、、、会社も、、、やめなくちゃ、、、いけなくて、、、」



「翔大さんのことが、、、大好きに、、、なっちゃって、、、」



「余計に、、、言えなく、、、なっちゃって、、、」



「だから、、、わたし、、、」



ううーーーっ、



もう、話せなかった。



翔大さんはどう思ったのか



何も言ってくれない



かわりにユリアさんが



「翔大!あんた、遊びじゃないでしょうね!」



「遊びだったら、私あんたを殺すわよ!」



『そんなわけないだろ!』



『ちゃんと好きだよ!』



『もう、誰にも触らせたくないくらい!』



『好きだよ!』



お姉さんの前なのに堂々と再告白!



嬉しくてまた涙が溢れるけど



「お嬢様、社長にはなんとー、、、」



「あんたはちょっとだまってて!」



ユリアさんは北川さんをピシャリと黙らせ



「翔大、あんたは知らなかったのねあかりちゃんがうちの事務所の社長の娘ってことを?」



『あぁ、今知った!』



「で、どうするの?このことを」



『どうするって、俺はあかりしかいないと思ってるし!』



「それなら、うちのこと話してあるの?」



『いや、まだ、、、』



「はぁーーー、そんなことだと思ったし!」



「まぁ、いいわ、後はふたりでゆっくり話して」



「北川、帰るわよ!」



そう言って、ユリアさんと北川さんは部屋を出ていった



えっ、ここに住んでるんじゃないの?



そう思ったが



今はこの状況を把握して



全てを話さなければ



前には進めない



私の全てを受け止めてくれるかなぁ



翔大さん



大好きな翔大さん



私を離さないでくれるかなぁ



凄く不安ー(泣)







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