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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第9章 夢でも
 ミニョンが運んできた朝食を水入らずで食べつつ、オクチョンは問うた。



「こんなに遅くまで大丈夫なの? 大妃さまにここに来たのを知られてはまずいのではないかしら」






 その時、ミニョンは運んできた小卓を置いて、部屋を出るところであった。スンから手紙一つ来ないことについて、ミニョンはかなり憤っていた。
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