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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第10章 花と蝶の居場所
「何と、そうであったか。私は女狐の色香に血迷った主上が考えついた茶番だとしか考えていなかったが」



 大妃は癇性に文机を指で叩いた。





「世も末ではないか、楊尚宮。本来なら嘉礼は国王のつがいとなるただ一人の女人、つまりは中殿との婚儀のみであるべきで、側妾風情と嘉礼を挙げるなぞ言語道断。しかも、それを主上ではなく側妾の方が王に願うとは何事だ! 後宮の女として不心得にも程度があるというものだ」
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