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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第10章 花と蝶の居場所
 王妃は厳かにも聞こえる声音で続けた。この瞬間、わずか二十一歳の王妃の圧倒的な存在感に、ベテランの楊尚宮が完全に呑まれていた。





「張淑媛は国王殿下に私よりも長くお仕えしてきた功の者、後宮では当然、重んぜられるべき存在だ。尚宮ごときが軽んじて良い方ではない」






 オクチョンは眼を見開いて王妃の言葉を聞いていた。王妃はオクチョンを〝軽んじて良い人〟とは言わず、〝方〟と敬称で呼んだのだ。
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