この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第14章 孤独な選択
 まさに純白の椿の花片がしっとりと水を帯びて潤んでいるような、みずみずしい風情だ。




 オクチョンは手のひらで湯を掬い、湯に浸かっていない肩にかけた。眼の前をまた紅い花びらが漂い流れてゆく。





 かつてスンは毎夜のようにオクチョンの許を訪ね、彼女を抱いた。王を迎えるための支度はいつも夕刻の湯浴みから始まるけれど、その度に介添えの女官に素肌をさらすのが恥ずかしかったものだ。
/3660ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ