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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第18章 絶対の刃先
 オクチョンは平然と言った。自分が相手の死を願うからには、その代償はやはり〝死〟でしかないだろう。その程度の理屈は、オクチョンにも判る。つまり、前王妃の死を望めば、今度は腹の子ばかりか、オクチョンも自分の生命を差し出す羽目になり得るということだ。






 オクチョンはミニョンに言った。
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