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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第20章 宿命の対決
 ミニョンは泣いていた。枕辺には金盥と手拭いが置いてある。恐らく自分は高熱を発していたのだ。オクチョンは蓮見の最中に倒れたことを思い出した。あの時、既に身体は燃えるように熱かった。







「私、どれくらいの間、倒れていたのかしら」
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