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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第3章 愛する男の正体~再会~
 その日も、物想いに耽りつつ大王大妃殿を出て、殿舎と殿舎の間の石畳をぼんやりと歩く。オクチョンがひそかに別離を告げたのは大王大妃だけではなかった。ミニョンにも同じことを告げた。





 女官は大概、二人以上の相部屋で、独立した居室を与えられるのはベテランになってからだ。けれども、大王大妃殿では室数に対して仕える女官の数が圧倒的に少なく、新米であろうが独立した居室を与えられた。
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