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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第22章 伝えきれなかった気持ち
 ついに、その瞬間が来た。毒杯を運ぶ役目を負った尚宮が近寄ってくる。気の毒に、彼女も嫌な役目を押しつけられたクチだろう。誰でも、たとえ処刑される罪人の死だとしても、他人を殺す片棒は担ぎたくないのが人情だ。そんなことを考える余裕はまだあった。





 それでも、いざ毒杯を唇に運ぼうとしたときは、かすかに手が震えるのを止められなかった。そのときだった。
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