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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第8章 不測の淵
 オクチョンは立ち上がり、室の窓を開けた。壁に八角形に切り取られた障子窓が填っている。引き戸を一杯に開けると、夜の涼やかな風が入り込んでくる。





 一斉にすだく虫の音が心に染みいってくるようだ。窓の外には数本の青竹とその根本に桔梗が群れ咲いている。細い眉月が清しい紫色の気品ある花をほのかに照らし出していた。
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