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第2章 ヨンスのフェチ

ヌナ、シャワーじゃなくて
お湯はったけど
入ります？
酔いは覚めてるみたいだから
大丈夫かなと思って。

ヨンスが気を使ってくれたらしい

うん。
入ろうかな。
ありがとう。

あと、これ来てください。
サイズは大きいと思うけど
新品だから大丈夫ですよ。

白いスウェットの上下を渡してくれる



私はゆっくり入り
スウェットで出た

ヌナ、アイス食べる？
バニラとイチゴ、どっちがいい？

ヨンスが何か罪悪感でもあるのか
いつも以上に喋って
いろいろしてくれる

アイスを食べながら聞かれた

ヌナ、ほんとにジョン兄さんと付き合ってないの？

不思議そうな顔をしている

付き合ってないよ。

でも、兄さんはすっごくすっごく
好きみたいだよ。

うん
知ってる
好きだって言ってくれる。

俯いて照れ笑いする

ヌナ、兄さんと付き合ってないんだったら
僕と遊ばない？

は？遊ぶ？

意味がわからなくて
見つめる

えっちな遊びしようよー。
兄さんと付き合ってると思ってだから
遠慮してたんだ。
でもね安心して、今日みたいに
寝てるだけでいーから。
ユイヌナのおっぱいまた触りたいな。

にこにこ笑いながら言われる
けど

…そんなの、困るよ。

ジョンに悪い気がするし
ヨンスに特別な思いはない

もしかして、兄さんに悪いとか思ってる？
いいじゃん。
もしヌナが兄さんのこと好きだとしても
付き合ってないんだし
セックスするわけじゃないから
なんか浮気とかさそーゆーんじゃないからさ