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第4章 かわいい男の子

…会えて嬉しい？

ジョンが私の頭を撫でながら優しくいう

嬉しい。
久しぶりに会えて嬉しい。
だから、帰らないで。
ちゃんと話すから。

見つめると わかった と言って
一緒にリビングへ

ジョンを見てジンが立ち上がる

こんにちは。
初めまして。
ジンです。

あ、ジョンです。
初めまして…

ジンを見てやっぱり機嫌悪くなるジョン

座って。
ジンくんはお茶でいい？

ジョンとジンにコーヒーとお茶を出すと
シンが到着する

テーブルに四人で座ると
ジョンが口を開いた

で、いろいろ聞きたいことあるけど
どういうこと？

えっと、あの…

ジョン兄さん、ユイさんが話すと
拗れそうだから僕が話していい？
事情知ってるから。

シンがいろいろと全部話してくれる
会ったことから 事情を知ったことまで


…ユイさんとジンくんは本当に何もないの？

見つめられ見つめ返す

何もないっていうか
本当に友達だし。
何かあるわけないよ。
うちに来てもご飯食べて帰るだけだし。
最近、一人でご飯食べるの寂しくて
ジンくん、美味しそうに食べてくれるから
誘っちゃって。

あの、僕。下心とかないです。
ユイお姉さんに甘えちゃって
ご飯美味しくて、それで…

ジンが困ってる

僕も話聞いたけど
本当に下心ないみたいだし
ユイさん責めたりとか
しなくて大丈夫だと思うよ。
後でゆっくり話せばいいよ。

なんか納得したように返事をしたジョンを見て立ち上がった

ジョンくんもシンくんも食べてくでしょ？
待ってて。
今日は和食だよ。牛丼もあるよ。

明るく言って笑う

和食はほとんど始めて作ったけど
みんなが美味しい！
と食べてくれて安心した