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夢の欠片(くすくす姫サイドストーリー)
第1章 前編
「取り敢えず、飲め。温まるぞ」
「…ありがとう……美味しい…」
女はお茶を飲み、頬に血色が戻って来ました。お替わりを注いでやると、ありがとうと一口飲んでカップを手で包み、そこに涙をぽたぽた落としました。

「…ごめん、なさいっ…」
「謝らなくて良いから、落ち着け」
男は女の手からカップを取り上げて、両手を自分の手で包みました。

「どうしてか、分からない…でも、昨日の晩…」
女は身を震わせて、昨夜の事を思い出しました。



昨夜は閨事の前に、今日は鞭で打たないと夫が言いました。
それは珍しい事でした。月のものが終わった所で背中の傷は癒えていて、痣が残っているだけです。
男と次に会うまでの間に傷が増えずに済むことを、女は密かに喜びました。
ところが、鞭で打たないと言った後、夫は驚く事を口にしました。


(君は、変わった)

(いや…誤魔化しても駄目だ。君は、変わってしまった)

(外に男が居るのかい?君をこんな風に…いやらしく変えた男が)

(そうかな?じゃあ、体に聞いてみようか…ほら、こんなに、簡単に入って…前より熱いね…誰かに、可愛がられてるんじゃないのかい…?)

(嫌?止めて、だと?誰に物を言ってるんだ。以前はそんな事は言わなかった…大人しくて、貞淑な妻だと…人形のように従順な女だと)

(ああ…私にこうされるのが、嫌なのか…そう、そうか…)

(やはり、今日はお仕置きは止めだ。たっぷり可愛がってあげよう、君が誰のものか、はっきり分かる様に…君と、君に横恋慕している輩に、ね?)

(嫌じゃないだろう?別の男にも足を開いて、ここに、咥え込んでるんだろう?とんだ淫売だ)

(泣いているのか?泣く程、私が嫌か?…私の目を盗んで、何人と寝たんだ?良かったか?君から誘ったのか?)

(口を開け…咥えろ…自分のものと私のものが混ざった味はいかがかな?…ああ、もっと…もっと奥までだ…頭を動かすな…また泣いているね?良い表情だ…ああ、あ、良い、出るっ……零すな…お行儀良くして、有り難く全部飲み込め…子種をくれてやっても出来ないんだ、股で飲もうが、口で飲もうが、同じだろう…?)

(もう一度脚を開け…閉じるな、良く見せてみろ…いやらしいな、汚らわしい…男を誘う強欲な体だ…もっと開け…見ろ、今、中に居るのは誰だ?私だ、私がご主人様だ!この、身持ちの緩い、躾の悪い売女め…!)
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